リウマチとは

リウマチのイメージ画像

本来ならば病原菌などの外敵を攻撃するはずの免疫が暴走して自分自身の体を攻撃し、主に手足の関節が痛んだり腫れてきたりする病気です。骨の破壊は比較的に早い段階で出現し、病気になってから2~3年で急速に進行するといわれています。そのため最近は早期治療で関節破壊の進行をくいとめることが重要だとされています。

当院のリウマチ科について

リウマチによる炎症は関節に留まらず、目や肺など全身に拡がることもありますし、微熱や倦怠感、食欲不振などの症状が現れることもあります。進行すると、骨や軟骨に小さな骨びらんが出来てしまったり、さらには関節の破壊や変形をきたしたりすることもあります。進行すると日常生活が制限されてきますので、一般的な炎症を抑えるお薬による治療だけでなく、より専門的なリウマチの勢いを抑えるお薬が必要となってきます。当院では積極的に生物学的製剤という劇的な効果がある新しいお薬も使用して治療していきます。さらに、当院のリウマチ科では日本リウマチ学会認定専門医をもつ整形外科医が手術も視野に入れて治療を行っていきます。リウマチでお悩みの方はお気軽に当院までご相談ください。

リウマチになりやすい人

現在日本には、60~70万人のリウマチ患者さんがいると言われています。女性の患者さんが男性の3~4倍と多く、発病するのは主に30~50代です。しかし、60歳を超えてから、あるいは高校生以下の若い時期に発症する例も見られます。なお、リウマチには遺伝が関係することが知られていますが、家族にリウマチの患者さんがいるからといって、必ずしも発症するわけではありません。

このような症状はリウマチの可能性があります

  • 朝方に手指の関節がこわばる
  • 関節のあちこちが痛む
  • 手足のしびれや痛みがある

リウマチの診断

リウマチの診断にあたっては、まず問診してから血液検査やX線検査、関節エコー検査などの結果を照らし合わせて総合的に判断します。リウマチと似たような症状を起こす病気はいくつかあります。たとえば変形性関節症のヘバーデン結節は指の第一関節が硬く腫れ、中年過ぎの女性に多いこともあって、リウマチとよく間違われます。これに対し、男性に多い痛風は足の親指などが腫れて痛みますが、ほかの関節に炎症の生じることが比較的少ないため、リウマチと区別できます。

リウマチのリハビリ

リウマチの進行を抑えるため、お薬を適正に使うと痛みや炎症を取る効果が期待できます。しかし、薬にばかり頼って関節を動かさないでいると、関節が固くこわばってしまうことがあります。ここで大切になってくるのがリハビリテーションです。毎日繰り返し、長期にわたって行えば、関節の機能障害を抑えられ、また痛みもやわらいでいきます。

リウマチの手術療法

手術療法は、薬物療法やリハビリを行っても痛みが十分に治まらない場合や、関節の変形や障害のために歩行が困難になる、日常動作が不自由になるなど、日常生活に支障が生じている場合に行われます。近年、手術技術は進歩しており、優れた人工関節も開発されています。当院では患者さんの状態によって様々な手術療法に対応いたします。なお、当院内で行えない大がかりな手術については、当院の院長が提携する病院に出向き、患者様の手術を行いますので、ご安心ください。

成増慶友整形外科リウマチ科
〒175-0094 東京都板橋区成増1-27-2
お電話・お問合せ03-5904-0400
FAX03-5904-0401
院長
森澤 妥
診療内容
整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科
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※毎週水曜、第1・第3土曜は糖尿病外来を開設しています。
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土曜 9:00~12:30です。
診療時間 日祝
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